家門の護符 ネタ本画像
この本も小野清秀著 「加持祈祷秘密大全」からですが、阿含宗で元旦の初護摩参拝の時に配られる「家門の護符」である。下のほうに私の実際に本物の画像があるが、それを見ても全く同じということが分かる。
この護符は家の玄関先の外用と中に貼る2種類が有る。初護摩以外では護摩木祈願を申し込むか、2月の大柴燈の時の星札で竜神守護札を申し込んだ際にもらえる場合が有る。(後は道場に在庫が有る場合は分けてもらえる場合も有る)
@
A
B
C
D
E
F
@はこの年から「阿含宗」になっている。Aは見てお分かりのように阿含宗の前身である「観音慈恵会」であるが、中身は変わらない。この”福銭”の袋に入っているのが下のEと家門の護符(内貼りVer)とBの縁起福銭である。福銭は5円玉が一個入っている。これを修法したのを領布しているが、効果の程は定かではない。
CはBの裏面である。
Dは家の玄関先(外)に貼るVerでシール状になっている。これが護摩木祈願30日以上行う場合にジュンテイ尊のお守り(一印明)か、この護符かの選択ができる。
また、大柴燈での竜神守護札の申込者にも下付される。
最後にFは平成19年以降に阿含宗が杭打ちの法を核として教団内で打ち出した「財運強化」の護符である。
初護摩で護摩札を3セット申し込んだ人にこの護符を授けるという阿含宗特有の「釣り商法」で護摩札の売り上げを高めようとしてやった政策の代物でも有る。
護摩札は最低¥3000なので、最低¥9000分購入しないともらえないので、この財運の護符というオマケを貰うのにそれだけの出費が必要。
教団側にしたら、その紙切れで利益が出るのだから、おいしい話だ。
(この護符はその護摩札販売前にセミナーのような集まりに参加すればお分けする、というので無料で貰ったものである)
ところが効果は全く無く、当時私も「これじゃあ家門の護符に色をつけただけじゃん」と訝しく思っていた。
(ちなみにその後まもなくして私は退会をしました)