冥徳供養の御霊示
冥徳供養を申し込むと、このような霊示を貰うことができる。ただし、貰わないことも可能だが、貰わなかったらどこの誰が自分に霊障が掛かっているかが分からなくなるので、これを貰わない人はほとんどいないと思われる。冥徳供養を申し込んで御霊示をいただく申請をすると約2ヶ月以内にこの御霊示が送付されてくる。
そして、この家系ごとにある霊障の仏を冥徳解脱供養を申し込んで成仏させてあげることをするようにしてゆくわけです。
ただし金銭的に余裕が無い方は、毎月の冥徳講会費(一家系¥500)で供養したまま続けることも可能だが、霊障を取り除き先祖を成仏させたい場合にはやはり解脱供養をせねばならない。
ここに先祖供養を盾にとって教団へ貢がせる霊感商法のひとつといえよう。
この先祖供養をかなりの数をこなすと、守護神がいただける形式となっている。
4家系を申し込んだ場合の例
1家系を申し込んだ場合の例
2家系を申し込んだ場合は画像の無いが、4家系の場合と同じく2つの家の先祖が一体づつ示される。
ただし、1家系の申し込みの場合は画像を見て分かるとおり、家系の中に数体霊障の仏がいる様を示している。つまり、1つの家系に何体でも霊障の仏がいるのを1家系の場合は示しているのである。結局複数の家系の場合に書ききれない(示しきれない)のと、最初から複数示すと拒否反応を起こす場合があるので、出さないというのが考えられる。
1家系の場合はサービス?のつもりかどうかは分からないが、このように2体まで示している。
これも2体だけ、ということではなく、いくら霊障の先祖が何体いるか、教祖以外には分からないのである。
この2体目からの解脱供養を「2順目(2巡目)」などと言い、何度も重ねてやってゆくことを肝要とする仕組みである。
家系数を増やし尚且つ「もう霊障の仏がいませんよ」と言われるまで続けることを教団は推奨している。
阿含宗的に言えば、成仏法が阿含宗以外に施している教団は無いのだから、ほとんどの先祖が成仏していない、ということになる。
なので、いくらでも未成仏の先祖は無数に指摘できるのである。また、守護神欲しさにせっせと供養を行う人もいるが、多くの信者はそんなにお金も無いので、必然的に少しづつしか供養はできない。ましてやこのほかに普通の解脱供養と水子解脱は別範囲である。誠に悪質な供養という名の搾取であるかが伺える。