退会マニュアル:ソフトバージョン解説2
勤行を止めるに矛盾しますが、止めきれない人や様々なしがらみを
抱えてるような方は代替の行として正しい如意宝珠法の真言である
「オン アラタンノウ サンバンバタラク」を唱えてみてください。
現行で阿含宗が唱えさせてる「駄都根本陀羅尼」「大宝陀羅尼」「秘密真性如意珠印」は
「寶悉地成佛陀羅尼經」を典拠とする真言ですが、如意宝珠法とは無関係です。
「寶悉地成佛陀羅尼經」はまんま日本で出来た偽経で(奈良県にある室生山の記述があるw)
一説には立川流の偽経とも言われてます。
本当の如意宝珠法の真言は宝生三昧耶の真言がそうなのです。
阿含宗では初護摩でしか唱えませんが。古い会員で伝法会で「四度折紙」を
もらった人は中に「舎利真言」として宝生三昧耶の真言が載ってるのを見ることが出来るはずです。
また、今回退会マニュアルソフトバージョンとして宝生三昧耶真言を推すのは、
阿含宗会員なら一応知ってる真言であるから抵抗が少ないであろうというのと、
正しい知恵が生じる徳が期待できるからです。宝生真言は富の真言ですが、
生産による富は羯磨部不空成就如来が担当するので、宝部宝生如来の富は
サービスや流通による富です。当人も努力はするが基本他からもたらされた富です。
この他からもたらされた富を出世間のことがらに当て嵌めると「灌頂」になります。
そもそも密教の灌頂というのはいわば自灯明法灯明の火を他から持ってきて点けてもらうのです。
こう聞くと如意宝珠法の本当の功徳が理解できると思います。
何とかしたいと思ってる現会員の方、せめて家ではこっそり宝生三昧耶の真言を唱えて
問題解決の知恵を授かって下さい。
千座行から宝珠尊の行に変わったころの桐山の法話を総合すると、
行を軽くすることでより宗教家畜としての行動に追い立てようとする意図が感じられます。
だから如意宝珠法の功徳をそのまま渡さないようにするため、間違った真言として
「寶悉地成佛陀羅尼經」の真言は修験道の真言みたいにおまじない臭くもなく、
いかにも秘密の真言という感じで格好だったのではと思います。
退会マニュアル その8 (ソフトバージョン解説2)